聞き取れないのはなぜ?韓国語の発音を理解するヒケツ

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韓国語学習は、ハングルを覚えることから始まりますね。
ハングルが分かると、かんたんな単語を読めたり発音できるようになっていきます。

しかし、学習を続けていくにつれ、短い文章を読んだり聞いたりするときに「覚えた発音とは違う」「よく聞き取れない」といった経験をしたことはありませんか。

このページでは、その原因や解決法をお伝えします。

私がこの韓国語ブログを立ち上げた理由も、そこにあります。

目次

なぜ聞き取れないのか

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読めるのになぜ聞き取れないのか、その理由を大きく2つにまとめました。

発音変化ルールを理解しきれていない

理由はずばり、発音変化を理解しきれていないからです。

韓国語には「濃音化」「鼻音化」「口蓋音化」など、発音変化ルールがたくさんあります。
文字を見るだけでも難しそうな印象を受けてしまいますね。

英語に置きかえてみましょう。

たとえば、英語でも文章を読むとき、前後の単語がくっついて音がつながるルールがあります。
(「連音化」「リエゾン」といいます)

(例)
This is a pen. ディス イズ ア ペン

This is a pen. ディシズァ ペン
   ︶ ︶

各単語は読めるし聞き取りもできるけれど、文章をネイティブの発音で聞くと聞き取れないことがあります。「連音化」というルールを知っていると、この問題は解消できます。

いや、発音変化ルールは学習したし、覚えてるよ!

そのように思う方もいると思います。
私自身もそう思っていて、発音変化については振り返らず、次々と初級・中級文法の学習へ進んでいました!

しかし、ディクテーションをしていたとき、読めばわかる簡単な文章なのに正しく聞き取れなかったのです。「これってどうしてこの発音に変化するんだっけ?」と説明できないこともしばしばありました。

学んだつもりになっていただけで、身についていませんでした。

発音変化を理解していないと、正しく単語を聞き取ることができません。
会話するにあたってわからない言葉が出てくると、そこでコミュニケーションは終わりです。
相手のいうことを聞き取れないため、返答することもできなくなってしまいます。

だからこそ、発音変化について体系的に学習し、知識として定着させることが大切なのです。

発音変化に耳が慣れていない

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発音変化ルールを知識として定着していないことに加えて、変化した音に耳が慣れていないことも聞き取りができない理由として考えられます。

自分が発音できないことは、聞き取れません。
知識を持っていても、使い方を知らなければ実践できません。
インプットするだけではなくアウトプットすることで、得た知識が活きてきます。

リスニング力を鍛えるためには、正しい発音をすること、それを耳に覚えさせることが大切です。

聞き取るために”理解”する

「理解する」の画像

コミュニケーションを取るうえで、かかせないのがリスニング力です。
発音変化をどのように学び、リスニング力を鍛えるのがいいか、まとめました。

発音変化を体系的に学習する

体系的に学習することはとっても重要です。
順を追って文法を学ぶと、なにかでつまづいても「このルールを当てはめたらいいのかな」「同じような考え方をすればいいのかな」とヒントが出てきます。

しかし、つまみ食いのように部分的にしか学んでいないと、応用力が身につきませんし、わからないことが多くて挫折してしまいかねません。せっかく韓国語を学ぼうとしているのに、もったいない!

だからこそ、まず体系的に学習することが必要だと考えています。

「なぜ変化するのか」を常に考える

参考書や教材、Youtubeなどさまざまな学習方法がありますが、必ず例文が挙げられています。
音声に倣って発音するだけで終えるのではなく、「なぜこの発音が変化したのか」について考えてみましょう。

考え、答えを出そうとするプロセスが、知識を定着させることにつながります。
「なんでだっけ?」と詰まったなら、それを復習すればよいのです。


自分が韓国語学習初心者に向けて、発音変化ルールをスラスラ説明できるくらいになると、しっかり身についたといえるでしょう。

発音変化”後”の音を覚える

とにかくネイティブの発音を聞きまくりましょう!もちろん、純日本人でもネイティブ並の語学力をお持ちの方もたくさんいらっしゃいますので、いろんな方の音声を聞くことをおすすめします。

私自身、純日本人の方のYoutube動画や公式サイトを見ながら独学してきました。
(またの機会に、参考動画などを紹介したいと思っています!)

相手の言うことをしっかり聞き取るためには、発音変化した後の音を耳に慣れさせることが大切です。
そして、自分でも聞いたとおり発音することを繰り返します。そうして音を定着させましょう。

発音記号に慣れる

韓国語は、発音記号もハングルで書かれています。
発音変化後の音が示されているので、ハングルを読める方はネイティブの音声を聞きながら、発音記号を読むようにしましょう。

実際の音と文字がセットで覚えられるようになります。

また、ハングル能力検定(ハン検)では発音変化についての問題が出題されているので、発音記号が読めると試験対策にもなりますね。

おすすめの学習方法

発音記号付きの単語帳で覚える

単語帳を使って学習する際は、「発音記号」がついた単語帳の購入をおすすめします。
たとえネイティブ音声がなくても、「発音記号」を読めば正しく発音することができるからです。

そして「発音記号」とセットで単語学習を続けることで、発音変化ルールがしっかり身についていきます。
知らない単語が出てきたときにも「この子音と子音がくっついているから、この発音になる」と瞬時に判断できるようになりますよ!

私自身、単語帳を購入する際はこのポイントを重視していますね。

当ブログを活用する

単語帳では単語と例文をセットで紹介されていますが、例文にまで「発音記号」が付されていることはほぼないでしょう。
しかし、例文やフレーズこそ、発音変化した音でリーディング・リスニングできるようにならなければ会話力が向上しないと考えています。

そこで当ブログでは、発音変化に焦点をあてて単語や日常会話で使えるフレーズを紹介しています。
すべての単語や例文に「発音記号」と「ネイティブ音声に近いカナ発音」を示しているので、たとえ音声がなくとも正しい発音を覚えることができます。

「カナ発音」は、正確には「カナとローマ字」を組み合わせており、子音で終わる音をローマ字で表すようにしています。

ハングルを読めない方、まだ読みづらい方は「カナ発音」を見ながら音をつかんでください。
ハングルを読める方は、「発音記号」を見ながら発音練習や発音変化の学習などに活用していただけたら嬉しいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
一緒に韓国語スキルを鍛えていきましょう!

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